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ライフスタイルに合わせたエネルギー消費を考えませんか?

私たちの身の回りには生活を豊かにする多くのエネルギーがあります。

その様な中で最近ではオール電化住宅がもてはやされ、新築住宅の主流となっています。

しかし、これらのスタイルは「あなたの生活スタイル」に合っているでしょうか?

利便性、コスト、環境面など各ご家庭のライフスタイルやお考えを考慮し、正しい情報から、最適なエネルギー利用をお選びください。

電気料金にまつわる勘違い?!

光熱費が安くなる=環境に良い わけではありません。

夜間の電気料金が通常料金の3分の1になるオール電化では、夜間に電気を利用すれば、電気料金を下げることができます。しかし実際には多くの場合、電気使用量が増えて(場合によっては2倍になることも)二酸化炭素排出量が増加しています。

見落としがち?!オール電化の料金

毎月の光熱費が安くなるオール電化。しかし、オール電化を取り入れるために投資した電気温水器やエコキュートの購入費や工事費も含めて考えると、必ずしもお得とは限りません。長い目で見た時に、はじめて投資額を取り戻せるのです。ライフスタイルの変化や家族構成の変化等を考えて、初期投資を慎重に検討しましょう。

オール電化機器導入に伴う月額負担額
設置費用月賦負担光熱費削減(円/月)合計月負担額(円/月)
電気温水器+IH58万円4,800円-2,800円+2,000円
エコキュート+IH81万円6,800円-5,800円+1,000円

※電気温水器機器価格 約18万円(460リットル)、エコキュート機器価格 約41万円(460リットル)

※IHクッキングヒーター(ビルトインタイプ) 約15万円

※電気温水器・エコキュート設置・配線工事費用 25万円と想定

夜間の電気はあまってる?!

夜間の電力需要が最も小さくなる時間帯でも、原子力発電所の発電量を下回ることがないという調査結果が出ています。

夜間に原子力発電で不足している電気は、他の火力発電所を運転することで常にまかなっているのが実態です。この時間内に電気を使うと、その分、他の火力発電所などを稼働させるので、二酸化炭素が発生します。

一日の発電グラフ

エネルギー利用に関する様々な問題

機器の特徴を踏まえた電気利用とは?!

電気温水器やエコキュートは常に一定量のお湯を保温するためのエネルギーが必要なため、家族が続けてお風呂にはいったり、夏場はシャワーで済ませるなどの省エネ行動をしても、二酸化炭素排出量はあまり減りません。オール電化の特徴を知って、本当に効率よく利用できる方法を考えましょう。

あなたのお家の世帯人数は?!

オール電化では、世帯人数が減ってお湯の使用量が減った場合でも、一定量のお湯を保温する機能があるため、必要のない大量のお湯を温め続けてしまいます。世帯人数が少ない場合はガスの利用が合っていると言えるでしょう。

夜間中心の生活スタイルの方へ

夜11時~朝7時は安価な深夜料金 夏期は少し割高に

オール電化は深夜の電気料金が安く設定されています。そのため、夜間中心の生活スタイルの方には合っていますが、昼間ご在宅で夜間に電気をあまり使わないごく一般的な生活スタイルのご家庭には、向いていないと考えられます。

原子力発電に依存してしまう。

夜間電力は原子力発電の割合が多く、その意味でもオール電化は原子力発電を前提としたものとなっています。いいかえると原子力発電を推進している事にもなりかねません。また、今後の電力供給を考えると、電気だけに頼る生活では不自由なものになってしまうかもしれません。

エネルギー選択権の制限

オール電化にすることは、エネルギー選択権をすべて電力会社に委ねることになります。たとえば地震や自然災害などで原子力発電所が停止した場合などを考えると、電気とガスの両方が使える方が、リスクの少ない生活ができるでしょう。

「ガスコンロ」と「IHクッキングヒーター」メリット・デメリット

ガスや電気などのエネルギーには、それぞれにメリット・デメリットがあります。

これらを理解した上で、生活に合ったエネルギーを選びましょう。

また、1つのエネルギーだけに頼らず、良いところを取り入れて活用することで、エネルギーの供給リスクを避けられます。

ガスコンロIHクッキングヒーター
  • ・すぐ加熱するのですぐに調理を始められる。
  • ・中華などであおりながら調理できる。



調
  • ・あおりながらの調理ができない。
  • ・全口同時に使用することができない。(制限があります)
  • ・お湯はすぐ沸騰したように見える。
  • ・地震や異常使用時にガスを止めるマイコンメータやガス警報器が取り付けられていて安心。
  • ・ガス器具にも、立ち消えや過熱防止、不完全燃料中毒防止装置などの安全装置が標準で取り付けられていて、二重三重で安心。しかし天ぷら火災やグリル火災がまったくゼロになっているわけではない。2008年10月より発売のコンロには、全口センサーが付いたので事故は激減。


  • ・火が見えないので、うっかり触って火傷なんてことも。
  • ・温度は、ガラス天板を介した間接検知のため、検知する温度に誤差が生じやすく、事故に至るケースも・・。
  • ・電磁波が発生します。心臓用ペースメーカーに影響を与えることも・・・
  • ・天板・五徳(ごとく)の清掃性はあまりよくない。しかし最近では、フラット天板のガスコンロも増え、清掃性がとても良くなっています。


  • ・ガラス天板一枚ですので、清掃性はバツグンによい。
  • ・導入費用低。

  • ・導入費用高。屋内配線の工事が必要なことも。

もっと詳しく知りたい方はこちら ≫CASA 『環境面からみたオール電化問題に関する提言』(PDFファイル)


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